トピックス

千駄木駅~下町風情が残る街並み

千代田線根津駅から1駅の千駄木駅で下車しました。

CIMG3052.JPG

地下鉄出口は団子坂下と呼ばれる交差点です。ここから西へ坂を少し上り、団子坂上に向かいます。ここに森鴎外記念館があります。

CIMG3053.JPG

記念館は、かつて森鴎外の旧居「観潮楼」があったところで、彼は亡くなるまでの30年間、この地に家族と暮らしていました。その後、児童公園、区立本郷図書館などに利用されました。2012年に、文京区が彼の生誕150年を記念して収受していた資料を再編し、記念館として新たに開館しました。

CIMG3068.JPG

                   記念館のパンフレットと入場チケット

CIMG3067.JPG

                    記念館のイベント告知ポスター

ここ千駄木は、谷中、根津、千駄木の頭文字をとって「谷根千」と呼ばれています。都心では少なくなった下町風情が今も残る地域です。下町散策ができるちょっとした観光地です。よみせ通りを抜け「谷中銀座」に着きました。

CIMG3055.JPG

                          商店街入り口

CIMG3057.JPGのサムネール画像

                   地元の人や観光客で賑わう商店街

商店街の端に36段の階段があります。上って下るとJR日暮里駅に着きます。この階段は「夕焼けだんだん」と呼ばれています。階段の上から商店街方面の西方向を見ると夕焼けがきれいに見えるそうです。何となく昭和世代を描いた漫画「三丁目の夕日」に出てきそうなシーンでしょうか。

CIMG3059.JPG

                       通称「ゆうやけだんだん」

谷中には、有名な谷中霊園があります。江戸時代から寺町谷中として数多くのお寺があり、数分歩くとお寺に出会います。7丁目の通りに「朝倉彫塑館」があります。

CIMG3060.JPG

彫塑館は、近代日本を代表する朝倉文夫氏の邸宅兼アトリエです。建物の大半を彼が設計し、庭や室内の空間に独特の個性が追求されて、造詣の深さを伺い知ることができます。

CIMG3062.JPG

                         展示会のポスター

彫塑館から7~8分歩いたところに「大名時計博物館」があります。

CIMG3064.JPGのサムネール画像

                    旧勝山藩下屋敷跡にあります

この博物館は、陶芸家の故上口愚朗氏が収集した大名時計を展示している個人所有の博物館です。

大名時計とは、江戸時代に大名のお抱え時計師が長い年月をかけて作った美術工芸品です。西洋の24時間の定時法と異なり、日本独特の昼夜の長さによる不定時法を用いて作られています

CIMG3065.JPG

                           櫓置時計

CIMG3066.JPG

                      台時計(パンフレットより)

博物館を後にし、坂道を下ると根津駅がすぐ近くに見えきました。ちょうど一回りしてきました。

文京区立森鴎外記念館    www.moriogai-kinenkan.jp/

朝倉彫塑館           www.taitocity.net/taito/asakura/

                                              担当はT.Nでした。

本郷三丁目駅~多くの文人が集まった町~

文京区本郷といえば、北側に東京大学を有する日本屈指の文教地区です。今日は、都営地下鉄大江戸線の築地市場から下町回りで本郷三丁目駅に下車して、散策します。

CIMG2866.JPGCIMG2871.JPG

                         ご存知、赤門です

CIMG2892.JPG

                        医学部1号館です

東京大学は、江戸幕府の天文方からはじまり、明治に開成学校、医学校の合併によって作られました。それ以前は加賀藩前田家の上屋敷を中心とした大名屋敷が置かれていました。その名残として、赤門や三四郎池などが見られます。

 

CIMG2890.JPG

  

CIMG2889.JPG

  

キャンパス内にも博物館があります。東京大学総合研究博物館です。現在は展示入替えの休館中ですが、近くの小石川分館や丸の内のJPタワー、東京ドームシティTeNQなど特別展示を見ることができます。

本郷には、若者に特に支持されている有名なミュージアムがあります。日本サッカーミュージアムです。ブラジル大会では良い結果が残せませんでしたが、なかなか楽しいミュージアムです。内容については、以前水道橋店のスタッフ日誌(2014.5.13)で紹介していましたので割愛します。

本郷は高台になっているため、坂がたくさんあります。例えば、不忍池、湯島から東大の門に突き当たる坂ですが、(みなさんも聞いたことがあると思いますが)無縁坂があります。

本郷三丁目の交差点から少し北西に入ったところに下りの坂があります。菊坂です。この坂の界隈には多くの文人たちが住み、ここで将来の活躍の足ががりを作りました。代表的な人に樋口一葉がいました。

 

CIMG2867.JPG

 

CIMG2882.JPG

         菊坂通りの案内板                案内板に描かれている樋口一葉

今では、五千円札でおなじみですが、「たけくらべ」、「にごりえ」などを発表し、苦労をして若くして亡くなりました。

CIMG2887.JPG

                   樋口一葉が住んでいた住居跡に残る井戸

CIMG2868.JPG

一葉が 苦しい家計の中で度々通った伊勢屋質店の蔵跡。若くして亡くなった彼女に店のご主人は、香典をもって弔った程の深い結びつきがあったそうです。

菊坂の中ほどに「まるや肉店 」さんがあります。

CIMG2883.JPG

  

CIMG2884.JPG

 

こちらの名物「菊坂コロッケ」を頂きました。たっぷりのひき肉と大粒のじゃがいもがおいしかったです。1個110円でした。実は、こちらのお店で有志で作られたマップを販売しています。

CIMG2893.JPG

手作り本郷菊坂文人ウオーキングマップ(一部200円)です。イラストはお店のご主人の力作です。

近くに住んでいた文人に宮沢賢治がいました。

CIMG2885.JPG

        彼が住んでいた住居跡です。現在のアパートの2階真ん中あたりだったそうです。

今後、時間を見つけて、各著名な文人たちの住居跡や記念館を訪ねてみたいと思います。

東京大学総合研究博物館     www.um.u-tokyo.ac.jp/

日本サッカーミュージアム     www.11plus.jp/

                                             担当はT・Nでした。

根津駅~大正ロマンの美人を求めて

日比谷線の築地駅から日比谷で乗り換えて、千代田線根津駅にやってきました。約20分で着きました。

CIMG3016.JPG

駅から5~6分のところに根津神社があります。

CIMG3017.JPG

根津神社は1900年の古い歴史があるといわれており、江戸時代徳川綱吉によって現在の地へ遷座しました。建物の多くが国の重要文化財の指定を受けています。社殿、楼門、通塀など、見事な朱塗りを見ることができます。春にはつつじ祭りが開かれます。昔から、根津権現と呼ばれ、多くの文豪の作品に登場しています。

駅から反対方角ですが、弥生美術館足を伸ばしました。

CIMG3020.JPG

美術館名は地名である文京区弥生から来ています。明治、大正、昭和にかけての挿絵(さし絵)等の作品をコレクションにしています。

CIMG3021.JPG

東京大学弥生門の斜め前にあり、坂道の途中にあります。前の坂道は「暗闇坂」と呼ばれ、樹木が生い茂り狭い道に覆いかぶさるようなことからそう呼ばれたようです。現在は、静かですが、全く雰囲気はありません。もっとも23区内には12か所、同じ名前の坂があるそうです。

CIMG3025.JPG

CIMG3029.JPG

CIMG3024.JPG

CIMG3027.JPG

弥生美術館と同じ敷地内に竹久夢二美術館があります。二つの美術館は入り口が一つで、二階の渡り廊下でつながっています。

竹久夢二は大正ロマンの世界を描いた美人画の画家で有名です。どの作品にも何とも言えない憂いを含んだ美人が多く描かれています。館内は撮影禁止ですが、受付前のポスターならOKと許可を頂きましたので、夢二の作品をご覧ください。

CIMG3022.JPG

                夢二作「水竹居(すいちくきょ)」(掲示ポスターより)

訪れた時、弥生美術館では企画展を開催中でした。下の写真に見覚えはありませんか。

CIMG3023.JPG

                    撮影許可のあったパネルより

そうです。NHKの朝ドラ「花子とアン」の最初に出てくるアンの家シーンです。翻訳家・作家の村岡花子氏の企画展です。人気ドラマだけあってたくさんのご婦人たちで大賑わいでした。皆様が、このブログをご覧頂くときは、残念ですがドラマも9月27日で終わりましたので、企画展も28日で終了しています。

ちなみに次回の企画展は「戦車画」の第一人者、高荷義之展(10/3~12/25)が開かれます。

弥生美術館・竹久夢二美術館   www.yayoi-yumeji-museum.jp/

                                                担当はT.Nでした。

恵比寿駅~スタイリッシュな大人の空間

日比谷線恵比寿駅に来ました。東銀座から20分です。JRの隣の駅は渋谷ですが、雰囲気はまったく違います。渋谷が若者の繁華街であるなら、代官山、広尾と隣接する恵比寿は、大人の隠れ家のようなショップや飲食店が集うスタイリッシュな街だからです。

CIMG2899.JPG

CIMG2904.JPG

アトレビル前に建つ恵比寿像

駅からJRのスカイウォーク通って恵比寿ガーデンプレイスにやってきました。駅から約7分です。

CIMG2896.JPG

今年で開業20年になります。サッポロビール恵比寿工場の跡地の再開発事業として、ショッピングゾーン、オフィスタワー、ホテル、分譲マンション等のミニタウンが作られ、城西地区では、初めての高層ビルでした。

CIMG2895.JPG

ガーデンプレイスの中庭は開放的で、緑の木々がさわやかですが、クリスマスシーズンのイルミネーションは豪華なクリスタルシャンデリアの展示などで美しいかぎりです。

ガーデンプレイスの西館に東京都写真美術館があります。

CIMG2894.JPG

CIMG2907.JPGのサムネール画像

CIMG2909.JPGのサムネール画像

あとわずかな 9月21日までの特別展(パンフレットより)

残念なことに。9月24日より、大規模改修工事のため長期休館となります。およそ2年間だそうです

恵比寿駅から広尾方面に徒歩10分にもう一つ素敵な美術館があります。山種美術館です。

CIMG2903.JPG

CIMG2900.JPG

 

CIMG2902.JPG

ロビー、会場は地階になっています。

山種美術館は日本画専門の美術館です。5年前に千代田区三番町より、ここ広尾に移り開館しました。所蔵する作品は非常に優れた物が多くあります。

CIMG2906.JPG

パンフレットより(特別展「金と銀」~琳派から加山又造まで)

明治通りや駒沢通りといったメイン通りではない一つ路地を入ったところに、かわいい雑貨のお店や、カフェ、お食事のできるお店がいろいろあります。ぜひ散策がてら楽しんで下さい。

恵比寿ガーデンプレイス    www.gardenplace.jp/

東京都写真美術館       www.syabi.com/

山種美術館           www.yamatane-museum.jp/

 

                                            担当はT・Nでした。

両国駅~江戸にタイムスリップする町

大江戸線築地市場駅から13分、両国駅に来ています。

CIMG2842.JPG

両国といえば、相撲、花火、両国橋と江戸がそのまま思い出される町です。地下鉄出口の横に大きなミュージアムがあります。江戸東京博物館です。

CIMG2872.JPGCIMG2861.JPG

1993年(平成5年)、古き良き江戸、東京の歴史や文化を後世に伝えるために造られた新しいミュージアムです。常設展の入り口はドーム式エスカレーターで近未来的です。5、6階へと上ります。

CIMG2850.JPG

広い展示会場は江戸と東京の歴史を体験できます。

CIMG2851.JPG

                           芝居小屋

CIMG2853.JPG

CIMG2854.JPG

        下町、長屋の様子                   唐草文様蒔絵女乗物

明治に入った東京の様子です。

CIMG2852.JPG

                     銀座4丁目交差点の『朝野新聞

CIMG2856.JPG

                 浅草のシンボル、「十二階」、凌雲閣

CIMG2858.JPG

                    昭和の名車(スバル360)

3階の広場に浅草寺、観音堂の大棟の鬼瓦が等寸サイズで復元されています。

CIMG2844.JPG

  

CIMG2846.JPG

      浅草寺観音堂大棟鬼瓦の復元             赤丸印の部分です

博物館の隣は国技館です。両国の新国技館としてもう30年になりました。国技館の中に相撲博物のミュージアムがあります。

CIMG2862.JPG

CIMG2865.JPG

         土俵に鎮物を埋め込む珍しい儀式の写真が案内板に飾ってありました。

相撲通りを南に進み、両国花火資料館に来ました。現在、毎年開かれる隅田川花火大会ですが、この両国の花火こそ、江戸から伝わる水神祭、川開きで悪霊を払うために打ち上げたという古い歴史を持っています。

CIMG2873.JPGのサムネール画像CIMG2874.JPG CIMG2875.JPG

さらに南に進み、珍しい博物館がありました。袋物博物館です。革小物を制作している東屋さんが墨田区の小さな博物館運動に参加して、ギャラリーを作っています。

CIMG2877.JPG

CIMG2876.JPG

近くに相撲写真資料館があるので行きましたが、お休みでした。火曜日のみの開館です。

CIMG2880.JPG

ここ両国3丁目は昔、本所松坂町と呼ばれていました。そうです。吉良上野介義央の上屋敷があったところです。赤穂浪士が討ち入りした屋敷は8,400平米という広大な屋敷であったそうです。

CIMG2878.JPG

高家の格式を表す海鼠壁長屋門を模した造りになっています。地元の有志により旧邸跡の一画が購入され、公園として寄贈されています。

 

 

このほか、赤穂浪士の仮住居後、回向院、葛飾北斎等、江戸が身近に感じられました。

江戸東京博物館    www.edo-tokyo-museum.or.jp/

相 撲博物館 www.sumo.or.jp/sumo_museum

袋物博物館 www.azumaya.bz/musium

                                          担当T・Nでした。

トリップアドバイザーエクセレンス認証

宿泊・プラン検索

お知らせ

予約の変更・会員登録

  • 予約確認・変更・キャンセル
  • 新規会員登録
  • ID・パスワードお問い合わせ

FAQ(よくあるご質問)

お問い合わせ

TOKYU STAY MOVIE

東急ステイ公式Facebook

リムジンバスのご案内

最安値宣言 当HPからのご予約が一番お得です。