トピックス

浅草駅~江戸の伝統文化にふれる

今日は、浅草駅にやって来ました。浅草までは東銀座より都営浅草線で約12分です。浅草は下町の代表格で古くからのお店が多く、江戸気質を感じることができる街です。これから年末、年始を迎え、浅草寺には更に多くの人々が お参りに訪れます。

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日本を代表する背景としてよくメディアで紹介されるのが雷門です。浅草寺の山門で、大提灯がランドマークです。提灯の大きさは、高さ3.9m、直径3.3m、重さ700㎏あります。

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参道の仲見世には、お土産店が並び多くの人で賑わっています。隅田川の向こうには、新しいランドマークの東京スカイツリーも見えます。

浅草寺の左奥には花やしき遊園地があります。開園は日本最古で、途中で取り壊されますが、1947年に再開しました。ジェットコースターは現在も使用されており、国産を初めて導入しました。

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花やしきから数分のところに、江戸下町伝統工芸館があります。

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下町に育まれてきた職人の技能、技術の伝統文化を継承し、伝播することが目的で作られています。

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1階には、実演のコーナーがあり、直に職人技を見ることができます。2階は、作品の展示があり、江戸指物、銅細工、大島紬、彫刻品などが陳列されています。

国際通りを田原町方面に向かった西浅草に太鼓館があります。

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太鼓や神輿、祭礼具の老舗である宮本卯之助商店が運営しているミュージアムです。インド、インドネシアモロッコ、ブラジル、トリニダード・トバゴ、アフリカ諸国等、世界の太鼓、打楽器が展示されています。展示品によっては、直接触れてバチで敲いたりして音を奏でることができます。楽しかったです。写真撮影は不可でしたが、パンフレットならOKと受付係の方に承諾を頂きましたので、ご覧ください。

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                       (パンフレットより抜粋)

展示品は陳列、商品が一部入れ替わっており、パンフレットの写真とは異なりますのでご了承ください。

最後は、世界のカバン博物館をご紹介します。

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鞄メーカーのエース株式会社が運営しているミュージアムです。創業者の新川柳作氏のコレクションを中心として約550点のカバンが展示されています。カバンの歴史の紹介の他、実際に使用されていた著名人のカバンも展示されています。

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個人的に大変懐かしい、若かりし学生時代に、実際に使用していたカバン(マジソンバッグ)と同じ商品の陳列がありました。40年ぶりの再会です。

8階がラウンジになっており、休息ができ、浅草の街を見ることができます。土日、祝日はお休みですが入場無料はうれしいですね。

江戸下町伝統工芸館   www.city.taito.lg.jp

太鼓館            www.miyamoto-unosuke.co.jp

世界のカバン館      www.ace.jp

 

                                               担当はT.Nでした。

湯島駅~高台に建つコロニアルな館

湯島駅から徒歩3分、旧岩崎邸庭園にやってきました。

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旧岩崎邸庭園は、明治29年(1896年)に、岩崎弥太郎氏の長男、久弥氏の本邸として建てられました。現在、洋館、和館、撞球室、庭園で構成されており、国の重要文化財に指定されています。

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                   ジョサイア・コンドル氏のデザイン(南側)

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                     コロニアル様式のベランダ

 

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           庭園                            撞球室

撞球室(ビリヤード場)はスイスの山小屋風に造られた木造ゴシックです。

往時は、現在の3倍の面積を持つ1万5000坪の敷地に、20棟の建物が建っていたそうですので、さぞや見事でしたでしょう。

旧岩崎邸庭園のすぐ隣に文化庁管轄の国立近現代建築資料館があります。

 

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        庭園からの資料館の入り口                2階ロビー

2階のギャラリーでは、「建築のこころ、アーカイブにみる菊竹清訓展」を開催していました。菊竹氏については何も知りませんでしたが、彼の記した原図やスケッチ、当時の写真、建築模型などが展示され、素晴らしいものです。

高台に建つ旧岩崎邸庭園は、入り口から上り坂になって邸宅に向かいますが、高く生い茂る樹木の後ろは煉瓦塀になっています。ちょうど坂道になっていて、この坂道は「無縁坂」と呼ばれています。

 

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不忍通りを根津方面に3~4分行ったところに、横山大観記念館があります。

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                         記念館入り口

日本画の巨匠、横山大観が、数々の名作を生み出した住居兼アトリエで記念館としてオープンしています。京風数寄屋作りの2階建てで、庭が良く手入れされています。

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                         住居へとつながる庭

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                    客間、鉦鼓洞(パンフレットより)

写真撮影が不可ですので、お見せできないのですが、このパンフレットにある客間からの庭の眺めは大変風情があります。

湯島といえば、湯島天神のあるところです。天神様の代表格であります湯島天満宮を訪ねました。

 

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あふれんばかりのたくさんの絵馬、これから受験シーズンを迎え、さらに増え続けるのでしょうか。

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健康に感謝し、しばし合掌。急な階段の男坂を下り、駅へ向かいました。

旧岩崎邸庭園     www.tokyo-park.or.jp/

湯島天神        www.yushimatenjin.or.jp/

                                              担当はT.Nでした。

西ヶ原駅~和洋の庭に建つ石の洋館

駒込駅から1駅、西ヶ原駅にやってきました。住宅地にある駅ですが、駅上には大きな国立印刷局工場の建物があります。

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駅から徒歩約7分にある旧古河庭園を訪ねました。

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旧古河庭園は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、高台に洋館、斜面に洋風庭園、低地に日本庭園を配しているのが特徴です。

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           石造りの洋館と庭(大谷美術館になっており、事前予約制です)

                  設計はジョサイア・コンドル氏です。

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                            大滝

高さ12メートルの勾配を利用し、断崖から流れる滝です。小さいながら、周りが樹木で囲まれ、深山幽谷の趣があります。

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                          崩石積

       石と石がかみ合って崩れるようでくずれない姿が美しいとされる伝統工法です。

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          美しい心次池                  雪見灯篭から池を望む

美しい日本庭園です。作者は、京都の庭師、小川治兵衛氏が作りあげています。

本郷通りを北上した一里塚の交差点にゲーテの小径の入り口があります。

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歩道にはゲーテの詩が刻まれた金属板が掲示されています。

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小径から3~4分のところにゲーテ記念館がありました。

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ゲーテは、ドイツを代表する文豪で、詩人、小説家、科学者さらに政治家としても活躍し、代表作には「若きウェルテルの悩み」、「ファウスト」などがあります。

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東京ゲーテ記念館は、実業家の粉川忠氏が、1949年、ゲーテ生誕200周年を記念してゲーテの研究機関、資料館を創設したものです。ゲーテに関する著作品、資料が約15万点以上コレクションされています。

旧古河庭園    www.tokyo-park.or.jp

                                               担当はT.Nでした。

駒込駅~廻りながら季節を愛でる

有楽町線新富町駅から飯田橋で南北線に乗り換え、駒込駅にやってきました。

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駅から徒歩7分の六義園を訪ねました。

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六義園は、江戸時代、徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保が築園した大名庭園です。明治に入り岩崎弥太郎氏の別邸となり、その後昭和に東京都(市)に寄付されました。特別名勝に指定されています。

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                       中の島のある築山

回遊式築山泉水庭園の眺めです。各々の景勝をご覧ください。

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                          つつじ茶屋

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            藤代峠からの眺望(園内で一番高い高さ35メートルの築山)

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                       蓬莱島(洞窟石組の島)

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         内庭大門前の有名なシダレ桜。春の季節には見事に咲き誇ります。

六義園の近くに東洋文庫ミュージアムがあります。

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           新本館                        エントランス

東洋文庫の歴史は、オーストラリア人、アーネスト・モリソンがコレクションしていた数多くの中国文献を岩崎弥太郎氏が購入したことが始まりです。その後、日本をはじめアジア全域の東洋の図書を収蔵し、大正13年(1914年)に設立されました。2011年にミュージアムを併設して新本館としてオープンしました。

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                        1階オリエントホール

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        2階のモリソン書庫(東方見聞録、イエスズ会士通信等・・圧巻の所蔵群)

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                   強化ガラスで覆われた回顧の路

1階ホールから回廊を渡り、レストランに行くことができます。

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                           知恵の小径

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                       オリエント・カフェ

小岩井農場がプロデュースするカフェです。ちょうどお昼時でしたので、ランチを頂きました。

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メニューの名前はマルコポーロセットです。ふわふわ玉子を使用したオムライスです。農場直仕入の新鮮な素材で、大変おいしく頂きました。

六義園    www.tokyo-park.or.jp

東洋文庫  www.toyo-bunko.or.jp/

  

                                              担当はT.Nでした。

三ノ輪駅~昭和の面影に誘われて

今日は、日比谷線三ノ輪駅に来ました。築地から17分です。

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駅から国際通りを浅草方面に進んだところに一葉記念館があります。

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樋口一葉は5千円札の肖像に描かれており、今では誰でも知っている女性です。彼女は、男尊女卑の封建社会であった明治時代に、女性として小説家を志し、文壇で高い評価を得た女性作家です。しかし持病により、24歳という短い生涯で亡くなっています。

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                    {一葉の肖像画(館内ポスターより)}

この記念館は、一葉が母、妹と3人で駄菓子屋を営みながら暮らした龍泉寺町にあった住居跡の旧記念館を記念公園と一体化させ平成18年に作られました。

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  一葉女史宅の雪の朝(長谷川清 画)              たけくらべの記念碑

三ノ輪駅から西北へ3分ほど行ったところに、東京都内では、唯一残る都電荒川線の三ノ輪橋駅があります。

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                   都電荒川線 三ノ輪橋駅

住宅の間をぬうように走る都電は懐かしい時をよみがえらせてくれます。駅も昭和の面影がそのまま残った素朴なホーム、たたずまいです。

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       何十年前のホーロー看板でしょうか?オロナミンC、ボンカレー懐かしすぎます!!

しかし、車両は新しく、鮮やかなピンクの新型車両も走っています。

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                      鮮やかな新型車両

三ノ輪橋駅から3分ほど北へ、日光街道沿いにユニークなお寺を見つけました。円通寺です。

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ご覧のように屋上に高さ12mの大観音様が建っています。近隣にはお寺も多くありますが、こちらは記述によれば、創建が791年という古刹で、上野寛永寺から移築された黒門や彰義隊の墓などがありました。現在、境内はやや寂しい感がありますが、この観音様が街道を行く人々を見守っているようです。

11月21日から23日まで一葉祭が記念館で開かれます。期間中、入場料は無料です。11月22日は酉の市でもあり、夜7時まで開館する予定です。

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一葉記念館     www.taitocity.net/taito/ichiyo

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