最近は梅雨前線が停滞し始め本格的な梅雨空が戻ってまいりましたね★雨が降ったりやんだりで憂鬱な日々が続いておりますが、皆様お身体に気を付け元気でお過ごしくださいませ(^_^)
さて、お客様から当ホテル周辺近辺の場所など尋ねられた時、決まって一つのランドマークとして利用させていただいておりますのが永代通りでございます。当ホテルの近辺ではその通り沿いに多数の飲食店やお土産屋さんなどが軒を連ねお客さまに常にご案内している通りでもあります。
永代通りは西は大手町から東は東陽町まで伸びていまして、その下を東京メトロ東西線が並行しております。
今回はこの通りを永代橋を渡りきった江東区側から富岡八幡宮まで通り沿いに散策してみました。途中で目的地がわからなくなったり、寄り道したりして「散策」というよりも「徘徊」(^^;)という感じになってしまったのですが、今まで知らなかったいろいろな素晴らしい発見がありました(^^)のでお付き合いのほど宜しくお願いいたします。
永代橋りは、一年前ぐらいに中央大橋から上流に向けて「隅田川テラスの旅」というシリーズでお伝え致しましたが、隅田川テラスシリーズ第1弾 、この永代通りは素通りみたいな感じで通りすぎて上流に進んでしまいましたので、今回はもっと詳しく江東区側の【永代橋】近辺を散策してみました★
永代橋の江東区側には「日本国重要文化財の碑」(写真左上)と「永代橋由来碑」(写真右上)がございます。永代橋は2007年(平成19年)国の重要文化財に指定されました。
永代橋では、毎年恒例の「深川八幡祭り」で大神輿の渡御のルートになっており、神輿の担ぎ手と観客など沢山の人で埋め尽くされます。今年もそのお祭りがやってまいります~★ すごい迫力ですので、機会がございましたら永代橋の上で是非お祭りに参加されて見られては如何ですか?(^_^)

江東区側から隅田川テラスに降り、前回は素通りだったので今回は永代橋付近をぶらぶら散策しました。
少し上流に向かって歩いてゆくと、手摺に永代橋の形のものが埋め込まれていました(写真右)(^_^) そういった手摺がしばらく続いているのも(写真左)今まで全然知りませんでした。
上流に向いふと右を見ると防波堤に何やら立派な碑がありました♪(写真下)
これは「永代橋の碑」で、右は「永代橋の歴史」について書かれたものと左は「浮世絵の透かし彫り」になります。

永代橋の歴史でございますが、元禄11年(1698年)に幕府の命により今の場所より上流の方に木の橋がかけられました。その後現在の場所に明治30年(1897年)に日本初の鉄の橋であるトラス橋がかけられ、橋には市電も走っていそうです。しかし橋底が木製だった為関東大震災で大破。大正15年(1926年)に震災復興の事業として現在の橋がかけられました。
碑の左手の素晴らしい浮世絵の透かし彫りにしばらくの間見入ってしまったのですが、この絵に関して右にはこういったことが書かれてありました。
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「東岸永代島から下流をとらえたのが左の絵である。船の停泊するのは佃島。橋の上の人々を見おろすようにはるか品川御殿山も描かれる」と書かれていました。
隅田川テラスには橋の近くにその橋に関連した巨大な錦絵のプリントや石碑などがたくさんあるので、そういったものを無料で鑑賞できるのが嬉しいです★

隅田川に夜の帳が降り、薄暗くなってまいりました♪
以前も紹介させていただいたのですが、永代橋から上流へ向かって一つ目の橋である「隅田川大橋」にたどりつきました。
「隅田川大橋」って首都高速9号深川線という高速度路が上を通っていて、その下を歩行できる橋があるのかと思っていたのですが、対岸の中央区に続く橋がしっかりありました。(少し感動です!!)
以前永代橋の夜景を紹介していたので今回は紹介を避けよう思っていたのですが、隅田川大橋からの夜景は★IT IS SO SPECUTACULAR!!~★ということで、しっかり今回も紹介させていただきました(^_^)特に写真左上のように、青くライトアップされた 永代橋から屋形船がこちらに迫ってくる様子は、なんとも言えないほど幻想的でございました~★★★
この隅田川大橋から下流の永代橋(特にライトアップされた夜景)を写真におさめるのには一押しスポットなのですが、上流の清州橋with後ろの東京スカイツリーを写真におさめるには残念ながら上の高速道路が邪魔して上の部分がきれいにおさまらないかも知れません。
そして、この隅田川大橋を中央区に向かって歩いていくと約10分ぐらいで空港へのリムジンバス発着ターミナルである通称箱崎で通じてしまう東京エアシティターミナル(T-CAT)がございます。きれいな夜景を堪能しながら調子にのってあてもなく箱崎まで行ってしまったばっかりに、疲労で江東区側に帰るのを断念!!
と言うわけで、この日は一時的に永代通り散策を中断いたしました。

日を改めて永代橋から永代通りを当ホテルがある方へ向かうと、 江東区登録史跡が2つ並んで見えてまいりました★
歴史的に有名な佐久間象山と渋沢栄一に関するもののようです。
「佐久間象山砲術塾跡」(写真左上)
ここ永代1-14付近は佐久間象山が砲術塾を開校した信濃国(長野)松代藩下屋敷があった場所です。象山は幕末の思想家としても有名で、この地では1850年7月から12月まで諸藩の藩士らに砲術を教えていて、なんと歴史的にも有名な坂本龍馬や勝海舟にも砲術を教えていました。
「渋沢栄一宅跡」(写真右上)
そしてここ永代2-37付近は明治6年(1873年)に幕臣から実業家に転身した実業界の指揮者と呼ばれた渋沢栄一の本邸があった場所です。 明治9年(1876年)から明治21年(1888年)までここを本邸として使用し、その後中央区に移った後もこちらは別邸として使用していました。
明治22年(1889年)から明治37年(1904年)まで深川区会議員、区会議長を務め、深川の発展に努めただけではなく、明治30年(1897年)にはこの地に渋沢倉庫を設立したことでも知られています。
歴史的に有名な方々がこんなにも近くほぼお隣同士に住んでいたなんて少し驚きです。お二人が顔を合わせることってあったのだろうか?とふと思ってしまいました★
永代通りを進んでゆくと、清澄通りが交差している交差点がございます★
この清澄通りを右へ進んで行くと、門前仲町のお隣の清澄白河になります。この清澄通りも永代通り同様に散策してみたいと思っております。
この交差点からまっすぐ進んでまいりますと、通りの右側にファミリーレストラン「ジョナサン門前仲町店」(写真上)が見えてまいります。このレストランは当ホテルの朝食会場にもなっておりますので、こちらを参照していただければと思います。
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朝食会場変更のお知らせ
朝食をご希望のお客様は当社ウエブサイトのプランから朝食付きプランをお選びくださいませ。
皆様からの御予約ご来店を心よりお待ち申し上げております。
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東急ステイ門前仲町
永代通り散策はまだ続行しておりまして、当ホテル近辺の楽しく為になる話題を皆様に提供できるようにしてまいりますので、今後ともこのブログにおつきあいくだされば幸いです★
本日のBLOGGER: umechan-manでございました(^_^)