2016.1127
クリスマスツリー・・・季節のかおり
皆様、こんにちは。
11月なのにもう雪が降って、本当に寒くなりました。
①クリスマスツリーの飾りつけ
先日、用賀店でも、ついにクリスマスツリーを飾り付けました。
11月からクリスマスは、ちょっと早いかなとも思いますが、世間では、アチコチでツリーの点灯式が行われているようですので、時期はずれではないですね。
今年のツリーは、飾りつけよりも、もみの木、そのものを生き生きと見せるように工夫してみました。木はもちろん本物ではありませんが、枝のひとつひとつが、広がりを見せてふっくらと仕上がるようにして、太陽を求めて上に伸びる姿を大事に、偽物の木ですが、命が込められているように見えるように工夫しました。
ツリーのイルミネーションは、もちろん重要なポイントだとは思います。でも、東急ステイ用賀はこじんまりとしたロビーですので、ツリーもほんの目の前で見ることになります。そこで大切なのは、華やかさよりも、木自体が生き生きとしてエネルギーを発散しているかどうかだと思うのです。
お客様が入り口を入った途端に、不思議な元気を感じていただけたら、そんな気持ちで、ツリーを置いてみました。
②クリスマスの季節
もちろん、星や鈴も飾りつけて、豆電球も配置して、キラキラのツリーが出来上がりました。
なんと、ツリーを飾ったその日に、今回のこの雪が降り始めまして、いかにもクリスマスなんだなという雰囲気につつまれました。
先程、思わず「豆電球」と言ってしまいましたが、最近のイルミネーションは違いますよね。新しい「LED」ですか。本当に時代は進んで、こんなところでも便利になりました。電力は少なくてたくさんの光りが煌くようになり、熱も出にくいので、防災の意味でも安心です。また、光りの色具合も工夫が簡単になり、ツリーの華やかさが色々に演出できるようです。
さて、話を戻します。
12月はクリスマスの飾りだけでも、季節感がでます。これからの時期、お正月ならば、門松やおもちで、季節を感じますね。進んで、春になるにつれて、少しづつ咲き出すお花を飾れば、気持ちも晴れやかです。
季節感というのは、めぐりまわる命を感じることだと思うのです。命を感じることは、生きていくエネルギーを体感することだと思うのです。
季節の移ろいもなく、ただただ部屋の中で暮らしていたら、どんなにつまらないでしょう。明日はどんな事が待っているのか、そんな期待感もなくなってしまいそうです。
③ホテルでは
ホテルは、ともすれば、季節を忘れがちな場所になってしまします。
ただただ、清潔で心地よい部屋なだけでは、なにか物足りない時間を過ごすことになってしまうでしょう。
少しでも、お客様に季節を感じていただいて、フレッシュな気持ちになっていただけたら。
季節の持つエネルギーを、呼吸していただけたら。
ほんの些細な飾り付けですが、皆様に幸せをお送りできればと、願っております。