2015.1122
意外と知らない渋谷 坂道の世界!!
今日は意外と知られていない渋谷の坂道とその由来をご紹介したいと思います!
普段通ったことのある道でも、名前や由来まで知っている方は少ないのでは?
【道玄坂】
渋谷に来たことがある方は、1度は通ったことがあるのではないでしょうか。
ショッピングモール109を正面に、左に長く続く道が道玄坂です。
~由来~
江戸時代に、和田義盛の残党、大和田太郎道玄が、渋谷氏滅亡後にこの坂に出没し、山賊野盗のふるまいをしたところから命名されたそうです。
また、道玄庵という寺の庵主が、徳川家康に由緒書を出していることからこの名がついたという説もあるようです。他にも様々な説があり、明確な由来ははっきりとわかっていないようです。
【スペイン坂】
若者で溢れる人気の場所!TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオがあるのでも有名ですよね!
~由来~
阿羅比花(あらびか)」の店主、内田裕夫氏は、写真で見たスペインの風景に心ひかれ、店の内装 をスペイン風に統一していました。
昭和50年にパルコからこの坂の命名を依頼されたときには、迷わずこの名をつけたそうです。
命名後、近所の人たちも協力して、建物を南欧風にしたんだそうです。
【間坂(まさか)】
井の頭通りから公園通りへLoft沿いに進む道。
この道は知っていても、坂の名前を知らない人は多いのでは?
~由来~
平成元年、Loftが一般公募により命名しました。
「渋谷駅と公園通りとの間」「ビルとビルの間」「『まさか』という語呂のよさ」「『間』という漢字が人と人との関わり合いをイメージする」との理由だそうです。
【オルガン坂】
井の頭通り東急ハンズ前の交差点からパルコ前交差点へ上がる坂道。
この道も、坂の名前まで知ってるいる人は少ないかもしれませんね。
通りの周辺に音楽関係の店が多かったところから命名されたようです。
東急ハンズ前の階段がオルガンの鍵盤に見えるから、という説もあります。
【宮益坂】
渋谷駅から青山通りへ上がる長い坂道。
他の坂に比べると、かなり傾斜があり上りきった時には太ももに少し痛みが・・・
体力のなさを痛感・・・苦笑
~由来~
江戸時代、坂の途中にある御嶽神社にあやかって、町名を渋谷宮益町に変えたためこの名称がついたといわれます。
これ以前は、富士見坂と呼ばれていたんだそうです。
富士見坂とも呼ばれたこの坂一帯は、古くから矢倉沢往還(大山道中)として江戸の町と郊外農村との接続点であったので、ささやかな商人町を形成していました。ここが渋谷宮益町と称されていたので、宮益坂と呼ばれるようになったそうです。
※渋谷区ホームページ「通りの名前」より一部引用
以上、5つの坂をご紹介致しました。
どの坂も歩いたことはあったけれど、由来を調べて改めて歩いてみると、歴史を感じ今までと
違った気分で散歩することができました。
渋谷はまだまだいろいろな発見ができそうです♪
★☆N.Yorker☆★