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2013.0910

【レトロな建物を訪ねて】

天候が安定してきました今日この頃ですね。

歩いていても、汗をかかなくなりましたので、

軽いお散歩にお誘いしたいと思います。

当ホテルを出て右へ2分ほど歩きますと、

カトリック神田教会 に出会えます。

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カトリック神田教会 は、1874年の創建で、毎年100組前後のカップルが

この荘厳な祭段の前で、結婚の誓を立てている人気の協会です。

現在の建物は1928年の建設でございます。

カトリック神田教会を あとにして

白山通りに向かい、30秒ほでで交差点に着きます。

すると、通りの向かい側に

日本最古の予備校と言われる 研数学館 がございます。

レトロな建物 018.jpg

レトロな建物 018.jpg

レトロな建物 022.jpg

研数学館は、1897年創始者である、奥平浪太郎氏が、数学の私塾として開校したものです。

その後、理数系の旧専門学校である「研数専門学校」を設立し、その後、学制改革により

1955年大学受験の専門総合予備校として新たにスタートを切りました。

2000年、予備校業務より撤退し、理学研究者支援活動に専念しております。

現建物は1929年建設のものです。

研数学館の見学を終了し、今度は白山通りを神保町交差点に向かいます。

神保町交差点に到着しましたら、靖国通りを横断し、左折し50~60メートル

駿河台下に歩いていきますと、右側に、

三鈴堂眼鏡店がございます、(みすずどう)

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昔の神保町は長屋が多かったそうです。三鈴堂さんも、1925年(大正14年)頃建設

されたとする、十一軒棟割り洋風長屋の一つでした。

今残っているのは、こちらの三鈴堂さんと、隣の2軒だけになってしまいました。

(ちなみに、お隣は神保町の総合案内所で、いろいろ教えていただけます)

建物上部にある、屋根裏部屋の窓と思われる明りとりの形が丸と四角の、当時としては

たいへんおしゃれな木造二階建てではないでしょうか。

三鈴堂さんの創業は、1879年(明治12年)とのことなので

こちらの建物よりも更に古くからの創業ですので、かなりの老舗ですね。

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「三鈴堂眼鏡店」 のウインドウーには、ジョン・レノンモデルの丸眼鏡がずらっと並んでます。

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そして、ジョン・レノンの写真や、彼がが書いた絵が飾られ、さながら

ジョン・レノンのミニミュージアムのようです。

「三鈴堂眼鏡店」で、丸眼鏡を造る、レノン ファンも多いようです。

「三鈴堂眼鏡店」さんでウインドーをみながらウットリして長居をしてしまいましたので

こちらを後にして、また、神保町交差点に戻ります。

神保町交差点を左折して、白山通りを5分くらい進みますと

学士会館」が現れてきます。

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1928年(昭和3年)に、当時としては珍しい、耐震、対価の鉄骨、鉄筋コンクリート造り

で建造されたとのことです。

1936年(昭和11年)の、2・26事件及び戦争中は軍の司令部として使用され、

戦後はGHQに接収され、1956(昭和31年)に返還されたとのことです。

もともとは9つあった旧帝大の卒業生サロンであり

学士会員の為の倶楽部施設でしたが、現在は、宿泊、レストラン、会議室、結婚式場

を完備し、一般利用が可能となってます。

ナイショ話でもありませんが、日曜の夜放映されている人気のドラマも

ここで撮影されているとのお話です。

(たいへん、おもしろそうなので、内部は次回ご案内させていただきます)

アールデコ風装飾に満たされ、クラシックホテルを思わせる雰囲気がございます。

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ここで、おまけ(と、いっては失礼ですが)を、一つ、

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日本野球発祥の地」 記念碑でございます。

なぜ、ここにあるのでしょう?

この地は、もと東京大学、および、その前身である、開成学校があり、

1872年、アメリカ人教師ホーレス・ウィルソン氏が来日し、学科の傍ら

生徒に野球を教えたとのことです。

これが、「日本野球の始まり」と言われております。

2003年同氏は、野球伝来の功労者として、「野球殿堂」入りを果たし、

同年ここに、

「日本野球発祥の地」が建立されました。

と、またまた時間をかけてしまいまして申し訳ございません。

次をご案内させていただきますが、その前に、

学士会館から白山通りを挟んだ斜め向かいが、先日、当ホテルのブログで発信しました

「漫画家による落書き大会」の小学館ビルがございます。

では、白山通りを渡り、「さくら通り」を九段方面に歩いて2~3分程で

この建物が左側に、見えてきます。

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旧相互無人会社ビルです

現在は日タイ協会がテナントとして入居してます。

1930年(昭和5年)の竣工とのことです。

外観は少し、いかついようですが、当時流行のスクラッチタイルとテラコッタを

使っているとのことでした。

貫禄のある建物に感じますね。

では、さくら通りをそのまま、まっすぐ進みますと雉子橋通りにでます。

通りの向こう側にみえますのが、

今荘(鰻)さんです。

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1933年(昭和8年)の建築でございます。

暖簾のかかった引き戸をあけて、中に入ると昭和の雰囲気がプンプンする店構えです。

木造3階建ての昭和期の典型的な「看板建築」だそうです。

貴重な建物とあって道路反対側からカメラを構える人が後を絶ちません

(私も同じですが)

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昼時は当然行列ですが、特に「土用丑の日」は、店を取り囲む

大行列になるとのことです。

では、「今荘」さんを後にして、白山通りに戻ります。

専大前交差点を右折して、靖国通りを神保町交差点に向かいますと、

ほんの2~3分で、こちらの建物がみえてきます、

矢口書店」さんです

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1923年(昭和3年) 木造3階建の建築でございます。「矢口書店」さんは、映画、演劇等の専門書店です。「遠山の金さん」や大河ドラマ、トレンディードラマで実際に使われたシナリオもあり、古本屋さんならではの珍品探しが楽しめそうですね。 古書店街である神田神保町の風景を特徴づける景観資源でもありますね。 神保町エリアにレトロ建築が残されているのは、戦時中に米軍が「歴史的、文化的に価値の高い書籍が集まる神保町は空爆禁止」と、したため戦災を免れているとのことでした。 では、そろそろホテルへ帰るとしましょうか!

神保町交差点から、白山通りを、JR水道橋駅方面に歩いていきます。

ここからですと、ホテルまで7~8分くらいです。 アット 一つ忘れていました。

ホテル帰る途中ですので、もう、一軒紹介しておきます、

白山通りを水道橋方面に向かっていきますと、日本大学5号館が見えてきますので

その横を通っていきますと、ウッカリすると通り過ぎてしまいそうな、カワイイ建物があります。

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神田猿楽町町会詰所1930年(昭和5年)の建築です。

もともとは、交番でしたが、現在は町会の建物となっています。

建物の雰囲気から、今でも、TV、映画の撮影に利用されているとのことです。

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扉の目隠しの手拭いは、ここいらを持ち場とする、

四区五番組の纏とのことです。

局面のある窓ガラスには、小さい四角いガラスを何枚も使っていて

当時としては、たいへんオシャレな作りですね。

こちらの建物は「千代田区景観物件」に指定されています。

さあ、ここまで来ますとホテルまでは5分弱です。

当ホテルのチェックアウト時間は11時まででございますので、

まだ、十分時間はございます。

今日は、散歩にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

寄り道もしましたが、だいたい、1時間くらいのコースでございます。

またのご来館をスタッフ一同お待ち申し上げております。

<いってらっしゃいませ>

本日の担当keiでございました。

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