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スタッフ日誌

街はイルミネーション - 神々の微笑

2010/12/08おすすめ

街は、Autumn Leaves から、Old Winter's Songs へ。
東京では、いたるところで、クリスマス・イルミネーションを楽しめます。
かつて、天空にきらめく光を見て、バルタザアルはこうつぶやきました。
「この星の下に生まれたものは何という幸福だろう」
表参道イルミネーション2010。 今年も、表参道が光につつまれます。

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Christmas Lights & Three Wise Men from The East

クリスマス・イルミネーションは、プロテスタントの創始者となるマルティン・ルターが
冬も枯れることのない緑豊かな森に、美しく輝く星を見て、
常緑樹であるモミの木に、ロウソクを飾ったのが始まりといわれています。

その昔、エチオピア王バルタザアルは、シバの女王バルキスに恋をしました。
気ままな女王バルキスの行動に翻弄され、危うく命を落としそうになっても、
バルキスが他の男の元に行ってしまっても、まだ、その想いを断ち切れない。
そんな時、星がバルタザアルに語りかけます、「まことの幸福は幸福をすつるにあり」
星の言葉、それは、人間の智を絶した聖なる真理。
バルタザアルは、楽欲に克ち、没薬を携え、星の導く方に旅立ちます。

旅の途中で、二人の王と出会います。
若き王、ガスパアは、虐行に克ち、黄金を携え、
老齢の王、メルキオルは、驕慢に克ち、乳香を携えています。

かくして星に導かれた三人の賢人は共に旅を続け、ベツレヘムの小さな家に着きます。
そこには、小児が母のマリアと共にいました。
三人は、その幼な児を礼拝し、聖書にあるように、黄金と乳香と没薬とを捧げます。

アナトール・フランスの小説 "バルタザアル"より、東方の三賢人にまつわるお話。

クリスマスが休日でない国で、こんなにもイルミネーションが輝くのは日本くらい。
でも、それが日本。中国から漢字を教わり、そこからひらがなを作った国。
インドの仏教から、禅の境地を開いた国。
明治維新もそう、造り変える力、それが日本の源です。

今年の表参道イルミネーションは、明治神宮鎮座90年記念。
「90万の光の下で幸福を感じる」、寛容の国、日本。光は、人の心を和らげます。

Text by T.Minobe

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