ハチ公バスで行く富士山 - 千駄ヶ谷富士
かつて、江戸の町のいたるところから見えていた富士山。
四季折々、美しく変わっていくその優雅な姿に、人はそこに神が宿ると信じていました。
神が怒ると爆発する。1707年の宝永大噴火を経験した江戸の人たちには、富士山は、まさに霊山。
そこで、富士山の見える場所に富士塚を作り、山の神を敬い、日々の生活の安泰を願っていました。
千駄ヶ谷鳩森八幡宮の富士塚
- JR千駄ヶ谷駅 徒歩5分
- 南青山3丁目交差点から、外苑西通りを東京体育館方面へ、徒歩15分程。
- ハチ公バス、千駄ヶ谷社会教育館下車、すぐ。
赤く連なる鳥居は、案内図左側の登山口。本物の富士山と同じく、登山口はいくつもあります。
登山道は、意外に険しく、人がすれ違うのも困難な道が続きます。
七号目には洞窟、中に身禄像、山頂には、浅間神社の本社もあります。
といっても、頂上から見えるのは、隣のビルの2Fくらい。今はここから富士山を見ることもできません。
けれど、想像力豊かに、江戸時代の人々の生活に想いをはせれば、それだけで十分楽しめる富士山登山です。
千駄ヶ谷富士が作られたのは、1789年。現存する都内で最古の富士塚といわれています。
1789年といえば、アメリカ独立戦争に続き、フランス革命が起きた年。
キリスト教徒が神の名のもと、激しい殺戮を繰り広げていたとき、富士信仰の日本は、やはり平和でした。
千駄ヶ谷鳩森八幡宮へは、東急ステイ青山プレミアから歩いて15?20分程度。
ですが、南青山3丁目交差点横、青山通りのMcDonald'sの前から、ハチ公バスに乗ると便利です。
千駄ヶ谷社会教育館下車。料金は一律100円。pasmo、suicaも使えます。
ハチ公バス神宮の杜ルートを運行しているのは、東急バスでも京王バスでもなく、なぜか富士急行。
ハチ公とともに富士山のマークが目印のバス。国立競技場、東京体育館に行くにも便利です。
新春、国立でのサッカー、ラグビー、東京体育館でのバスケットボール、卓球の決戦を前に、富士に願いをかける。
2010年、より良い年でありますように。
Text by T.Minobe














